ご挨拶

  • 日本看護研究学会第48回学術集会
    会長 中西 純子

日本看護研究学会第48回学術集会開催にあたって

この度、日本看護研究学会第48回学術集会を、2022年8月27日(土)・28日(日)に松山市総合コミュニティセンターにおいて開催させていただくこととなりました。第46回・47回は2年続けてコロナ禍のためWEB開催となり、新しい学会の態様としてその良さも経験してきたところですが、ワクチン接種が進むなか、2022年の8月には久々に現地交流を実現したいと願い、準備を進めております。

テーマは「実践と研究の往還で紡ぐ看護の知」とし、愛媛の特産物でもある今治タオルや水引細工が1本1本の糸や紐から紡がれて素晴らしい作品を生み出すように、"実践と研究が往還するなかで看護の知を紡いでいき、紡いだその知を人々に届ける"そんな思いを込め、プログラムを企画致しました。因みに、ポスター・フライヤーデザインに「人」の顔が組み込まれていることにお気づきでしょうか。

特別講演では松山子規記念博物館総館長の竹田美喜氏から「子規・病牀六尺の世界とチームケア」と題してご講演をいただきます。子規は晩年、六尺の病牀さえ広すぎると感じるほどに、身動きならない激烈な病状にありました。六尺の病牀に閉じ込められた子規の状況は、コロナ禍で抑制を強いられた我々の生活と共通するところがあります。果たして、子規はそのような状況の中でどのように生きたのか、制限や苦難の中で人が生きることについて考える機会としたいと考えています。

その他、看護学においてニーズの高い研究方法に関する教育講演を3題、実践につなぐ学であるという点で看護とも共通項のある他の学問分野における事例や症例の意義・価値について学び、実践と研究の往還について考えるシンポジウム、愛媛の地で看護の知を使って活躍している3人の実践家によるリレートーク等企画しております。

また、市民公開講座として新型コロナウイルス感染症に関する講演及び中・高校生に看護のことをより広く知っていただくためのカフェ企画も用意しております。これを機会に愛媛発祥の素晴らしい文化や取り組みについても紹介できればと考えております。

長引くコロナ禍のため、世の中全体が窮屈な毎日にストレスを抱えていますが、2022年8月には松山にお越しいただき、皆様が道後温泉で日頃の疲れを癒しつつ、日頃の研究や実践活動の発表ならびに交流ができるよう鋭意準備を進めております。しかしながら、感染状況によりましては、WEB開催あるいはハイブリッド開催に切り替える可能性がございます。変更時は速やかに本ホームページ等でご報告させていただきますが、いずれにしましても、どうか、一人でも多くの皆様にご参加いただけますようよろしくお願い申し上げます。

2021年8月吉日

© 日本看護研究学会第48回学術集会 . All rights reserved.
pagetop